我が家のリビングの窓ガラスはとても大きく、幅は1メーターを超え、高さも2メーターを超えるものが2枚で構成されています。どちらも割れた時の飛散防止の細い針金入り(網入りガラス)で厚みもあり、とても丈夫に見えました。
ところが数年前の冬、2枚のうち1枚に1本のひびが入り始め、日ごとにその日々が長くなっていくということがありました。何かがぶつかった様子はなく、内部に亀裂が入ったような感じです。
セロテープを貼って補強していましたが、見た目も悪くだんだん長くなっていくし、原因も分からなかったので、ちょうど
横浜市港北区を回っていたガラス屋に連絡が取れて見てもらいました。
すると、
網入りガラスの内部に入っている金属の収縮率と室内外の温度差の複雑な関係が原因であり、時々ある事例だということが分かりました。そして、ガラスの近くに家具などを置くとそれが助長されるのではと、ガラス店の見積もりをしてくれた方に言われました。
結局ガラスを交換して修理することになったのですが、大きさもあり部屋もマンションの3階なので、小さなクレーン車を使ったりして、結構大変な作業をしてもらいました。
そんな事でガラス屋への支払いはそれ相応な料金になりましたが、それでも元のように見た目も良くなり、部屋も明るくなったようでホッとしました。何より、毎日伸びていくひびを見て「いつか割れてしまうのだろうか?」などと心配することがなくなったのが何よりです。
ガラスのそばに置いていたソファは移動しました。これからまた冬がやってきますが、「ガラスさん、がんばって」と思いながら窓を見つめています。